データを繋げて、データの活用や分析を有意義に

POINT
- ・変換用のマスタを作成し、名称が異なるデータ同士を繋げる
- ・変換マスタを活用することで、データ更新の運用を楽にする
データとデータが繋がることで、分析の幅が一気に広がる
分析項目に自動車の広告出稿データも追加したいのですが、広告出稿データ内の車種名と、自社が管理する車種名が異なるため、活用がうまくできません……
それでは、分析用に新たに変換マスタを作成しましょう
複数のデータを保有していても、データ間の名称が異なるために連携ができず、分析に活かせないことがあります。B社で自動車データの分析を行っている担当者さまも同様の悩みを抱えていました。
そういった場合は、名称と名称、あるいは、コードとコードを紐付け、異なるマスタ同士を連結させる“変換マスタ”を新たに作成することで解決できます。
B社の場合、自社で保有しているデータに、広告出稿データも分析項目に追加しようとしたところ、データ間で車種名が異なることが判明。「データを整えることに時間がかかり、分析までスムーズに進まない」とのことでした。
そこで「データの美容室」では、“B社保有の車種名”と“広告出稿データの車種名” を紐付ける変換マスタを作成。この変換マスタを通して、名称が異なっていた“広告出稿データの車種名”を、“B社保有の車種名”に置き換え、統一しました。これにより、すでにあるB社のデータと広告出稿データが繋がり、両データをまとめて分析できるようになりました。

また、変換マスタにより車種名同士がすでに連結されているため、広告出稿側のデータが追加・更新された場合に、B社保有データへの反映もまとめて行うことができ、それぞれをメンテナンスする必要がありません。
これまでB社では、新しいデータを追加する際にそのデータ内の名称を直接、B社データの名称に変更し一致させていたこともあったようです。ただし、今回のようにデータの件数が多い場合は、従来のようなやり方では、時間がかかってしまいます。
変換マスタを作成すれば、データ更新時の運用に対する工数も削減され、短期間かつ最新データでの分析が可能となります。
「データの美容室」では、私たちが長年にわたってマスタ変換業務で蓄積したノウハウをもとに、ご要望に沿った変換マスタを作成し、データとデータを繋ぎ合わせることができます。継続的にデータ運用をしていく上で、一度作成した変換マスタの更新が必要になる場合もありますが、そのようなメンテナンスに対しても細やかに対応します。
データをきれいに整えて活用したい、整ったデータで分析したい、とお考えの方、ぜひお気軽にお問い合わせください。